近況(12月18日) 他
今日のリハビリでは,(リハビリ用ではない)普通の階段を下ったり上ったり。その後は段差で右足を上げたり下ろしたりの練習。まだまだ膝や足首が思うように動かず,結構きつい。左足への負荷も増えてきているので,最近はベッド上での左足の筋トレも抑え気味。
昨日までに「新世界より」全巻を読了。最後まで恐ろしい場面が続いたけど,読み応えがあった。今も余韻に浸っているところ。
ヤマザキマリ氏のつぶやきで知り,妻に頼んで差し入れてもらった雑誌。いろいろな角度からギリシャ・ローマ時代やそれに関係する美術品,工芸品が取り上げられていて,観応えは十分だった。「わが子を食らうサトゥルヌス」の迫力は相変わらず。もう一度本物を観てみたいと思った。
ただ,首のない像の姿を観る都度,狂信的な一神教徒の所業に心が痛む。だから非寛容の固まりの原理主義は嫌い。
それにしても,腕時計の広告記事が多い雑誌だった。
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コメント
「ローマ人の物語」を読むと,キリスト教がコンスタンティヌス大帝により公認されていなかったら,世界はどうなっていたのだろうかと考えることがあります。少なくとも,キリスト教徒による破壊を免れ,もっと多くのギリシャ・ローマ時代の美しい像の姿を我々も観ることができたのではないかなと。他の神(信仰)の存在を認める多神教の考えは,今の時代にこそ必要なのではないかと考えさせられます。
投稿: HIDE | 2012年12月21日 13時10分
あらま、なんで書きかけのほうもアップされてしまったのでしょう。ということで、私のメイン(最終版)の書き込みは01時03分のほうです。すみません。
投稿: ひゅ~ず | 2012年12月19日 01時24分
顔を叩きつぶした像などのイスラムでの破壊を目にすると、本当に似た思いをいだきます。自分の信じるものとは違うにしろ、多くの労苦をかけた「美」を壊すことが私には、まったく信じられません、、、が、世には溢れているようですね。残念です。
投稿: ひゅ~ず | 2012年12月19日 01時03分
> ただ,首のない像の姿を観る都度,狂信的な一神教徒の所業に心が痛む。
顔を叩きつぶした像など、イスラム教的な破壊を目にすると、思います。自分の信じるものとは違うにしろ、「美」を壊すことが本当ほんとうに信じられません
投稿: ひゅ~ず | 2012年12月19日 00時59分