奇跡(その2?)
以前に書いその奇跡の万年筆,実は大学2年生の時,サークルの夏合宿の打ち上げで「超激しく」酔っぱらって,駅のホームで××するなど,周囲に「超激しく」迷惑を掛けた時に,上着の胸ポケットに入れていたこの万年筆が消えてしまったことがあった。
その時点ではどこかに落としてしまったものとして完全に諦めたのだけど,しばらくして,友人(その飲み会のときに一緒にいた)がその万年筆によく似た万年筆を使っているのを発見。最初は空似かもとも思ったけど,見れば見るほど自分のに似ている。
しばしの逡巡の後,思い切って(でもそれとなく)声を掛けたところ,やはり自分のだったことが判明(皆で私を介抱してくれているうちに,落ちたか何かした万年筆がその友人のところに流れ着いたみたいで,彼もよく分からずに持っていたみたい)。
こうして,その万年筆は無事に手元に戻った。
ただ,その後十数年間,つい最近までこの万年筆はほとんど使われないままだった。
形状的に,普通?の万年筆に興味が移り,大学4年生のころに,父親から,プラチナの万年筆(3776)をもらったこともあって,この「コンパクト」な万年筆は長い休眠状態につくこととなった。
最近の(自分の中での)万年筆ブームで,この奇跡の万年筆もようやく日の目を見ることになった。
ただ,更にライバルが増えていて,出番はあまり多くない。
ちょっと前まではシャツの胸ポケットに差して,メモ帳への記入用に使っていたけど,その後万年筆が2本増えたことで(1本は新規購入,もう1本は再生)仕事日の出番は減ってしまった。
今は,仕事外での外出用の肩掛け鞄のポケットに収まっていて,休日に外出した際のメモ等の際に使われている。
これから暑くなって,「クールビズ」姿になったら,もう少し出番が増えるか…。
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コメント
まあ,名前はどうでも,「実」が定着すれば良いかと。
投稿: HIDE | 2005年5月20日 23時23分
クールビズ、、、「E電」と同じ運命を辿るような予感(笑)。
投稿: 泥橋 | 2005年5月19日 08時48分